天皇賞 春(G1)

アドマイヤジュピタ1

アサクサキングス1

アドマイヤジュピタ2

アサクサキングス2

ポップロック

メイショウサムソン

アドマイヤフジ

アドマイヤモナーク

トウカイエリート

アドマイヤメイン

アイポッパー

ドリームパスポート

ホクトスルタン　返し馬

夢の4代制覇へホクトスルタン！

ジュピタVSサムソン

新王者アドマイヤジュピタ！

今回は国内最強を決める一戦といっても過言ではない天皇賞（春）へ行って参りました。 しかしながらメンバーを見渡せば各馬が一長一短を持っていてこの馬が中心となってレースが流れるという雰囲気ではなく、 上位に見られていたアサクサキングス、メイショウサムソン、ドリームパスポート、アドマイヤジュピタあたりには十分勝つチャンスがあった ように思われました。 パドックではさすがに古馬の最高峰ということでよく仕上がった古馬たちの姿がありましたね。 これまでの実績はさておいてトウカイエリートなどは血統的にトウカイテイオーを兄に持っているだけあって気品のある所が垣間見えましたし、アドマイヤ軍団の4頭は 共に良い仕上がりでした。いつもはよく見せないドリームパスポートも何だか気合が入っていたしメイショウサムソンにしても珍しく良いパドック姿だったようでした。 レースがスタートするとあっと驚くアドマイヤジュピタの出遅れがあり、ジュピタは正直終わったと思いました。 逃げたのはホクトスルタンでした。父マックイーンの意志を受け継いだ快調な逃げでレースを引き締まったものにし、最後の直線まで十分見せ場を作りました。 しかし最後に勝ちを挙げたのは復活の兆しを見せたメイショウサムソンではなく、なんと出遅れたアドマイヤジュピタでした。最後は外々を豪快に伸びてきてサムソンの 食い下がりを封じて見事、天皇賞馬に輝きました。 アドマイヤジュピタは前走の阪神大賞典を強烈な脚で押し切っていたものの、ペースがスローで流れた為本物であるか否かがこのレースの鍵を握っていた馬。 この日の走りを見る限り今年の古馬戦線はこの馬を中心にまわっていくような気さえしました。この後は秋に備えるという事らしいですが、秋になってもう一段階パワーアップした アドマイヤジュピタを見せてもらいたいと思います。 惜しくも2着に敗れたメイショウサムソンですが、はっきりと復活を宣言してくれました。続く宝塚記念では今年こそ勝利をもぎ取るかもしれませんね。

撮影機材	パドック：EOS-1D Mark �V + EF70-200mmF2.8L IS USM レース：EOS-1D Mark �V + EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM

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