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第6章 神戸新聞杯 〜偉業へのステップ〜 |
日付 | レース名 | 場名 コース | 馬場 | 人気(オッズ) | 着順 | 騎手 | 斤量 | タイム | 3F | 馬体重 | タイム差 |
05.09.25 | 神戸新聞杯(G2) | 阪神 芝2000 | 良 | 1 (1.1) | 1 | 武豊 | 56.0 | 1.58.4 | 34.1 | 448(0) | 0.4 |
皐月賞、ダービーと衝撃的な強さで制覇したディープインパクトは夏の調整も順調に進み、秋緒戦として神戸新聞杯に出走した。 春の実績からディープインパクトは単勝オッズ1.1倍の圧倒的人気に支持された。 もはやディープインパクトに敵はなしと言っても過言ではないのだが、この世代でまだ対戦していないライバル馬も復帰してきていた。 春の共同通信杯以来戦線離脱していたストーミーカフェである。この馬の特徴は強烈なスピードを武器とした逃げ脚である。 約半年ぶりの出走とあって割引が必要ではあるが距離的にも得意であろうと思われるため、注目を集めることとなった。 レースがスタートした。ディープインパクトは毎度のことながら出負けしたがあわてず後方2番手を追走する。 先頭はストーミーカフェがやや掛かりながら走っていた。ペースは若干速いペースでながれた。 有力どころでは横山典のアドマイヤジャパンが先行集団で競馬を進めた。3コーナー手前になってもディープインパクトは後方のままであったが いざ3コーナーに差し掛かると武騎手はまったく持ったままで仕掛けた。 1頭また1頭と大外から交わしていく。その速さといったら過去の三冠馬ナリタブライアンを思わせる瞬発力を披露し4コーナーから直線へ向かう最終コーナー あたりでは、やや逃げ脚が鈍ってきたストーミーカフェを交わし早くも先頭に踊り出る勢いであった。スタンドのファンも最高潮に声援を送った。 直線コースに入ると、ディープインパクトを待ってましたという感じのシックスセンスが並びかけたが、まったく相手ではなかった。 シックスセンスとの差がじわじわと広がる。ここで武騎手の右鞭が一発入った。レースの集中を切らせない為に入れた鞭だったらしい。 残り200あたりでは既に楽走という感じで後ろを千切り捨てていた。 ゴールイン!終わってみれば勝ちタイムは1分58秒4というレースレコードをマークしていた。 これで6連勝をマーク次はいよいよ菊花賞、そして三冠馬への挑戦である。 |
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 時計 | 3F |
1 | 9 | ディープインパクト | 牡3 | 武豊 | 1.58.4 | 34.1 |
2 | 13 | シックスセンス | 牡3 | 上村洋行 | 2 1/2馬身 | 34.8 |
3 | 5 | ローゼンクロイツ | 牡3 | 安藤勝己 | 3/4馬身 | 34.8 |
4 | 10 | マチカネキララ | 牡3 | 池添謙一 | 5馬身 | 35.9 |
5 | 6 | アドマイヤジャパン | 牡3 | 横山典弘 | 1 1/2馬身 | 36.2 |
6 | 2 | シルクタイガー | 牡3 | 佐藤哲三 | ハナ | 35.2 |
7 | 8 | トウカイトリック | 牡3 | 芹沢純一 | 1 1/4馬身 | 35.9 |
8 | 4 | ストーミーカフェ | 牡3 | 四位洋文 | 1 1/2馬身 | 36.9 |
9 | 1 | トーセンマエストロ | 牡3 | 赤木高太郎 | 1/2馬身 | 36.0 |
10 | 3 | ヴァーミリアン | 牡3 | 福永祐一 | 3 1/2馬身 | 37.1 |
11 | 11 | トーセンディライト | 牡3 | 小牧太 | 3馬身 | 37.9 |
12 | 12 | エイシンニーザン | 牡3 | 幸英明 | 4馬身 | 38.2 |
13 | 7 | テイエムヒットベ | 牡3 | 和田竜二 | 7馬身身 | 39.5 |
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