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第3章 弥生賞 〜実力の証明〜


日付レース名場名 コース馬場人気(オッズ)着順騎手斤量タイム3F馬体重タイム差
05.03.06弥生賞(G2)中山 芝20001 (1.2)1武豊56.02.02.234.1446(-4)0.0

新馬、若駒Sと連勝したディープインパクトは、初めての重賞挑戦として弥生賞を選択した。 このレースには、昨年の2歳王者であるマイネルレコルトと、不良の京成杯(GV)を制したアドマイヤジャパン という一線級の2頭が待ち構えていた。
この日もディープインパクトは後方からの競馬となった。2歳王者マイネルレコルトとアドマイヤジャパンはそれぞれ 2番手、3番手と先行集団を追走していた。
レース自体の流れもスローペースとなり必ずしもディープインパクトに有利 な展開となったわけではなかった。
レースが動いた3、4コーナーでディープインパクトはいつものように外から進出を開始した。だが、新馬の時のように 楽に先行集団に取り付けたわけではなく、むしろ中山の小回りにそれを阻まれている感があった。
直線に向くと外に振られるようにしてコースロスし、経済コースを通ったライバル2頭とは、差が開く一方であった。 だが、ディープインパクトの爆発的末脚は、外から一気に炸裂し、前を行く2頭を除々に追い詰めていく。
そして、先頭のアドマイヤジャパンを追いかけるマイネルレコルトを一瞬の内に交わすと、先頭のアドマイヤジャパンも 射程圏内に入れて最後はクビ差の勝利となった。
ある意味では競馬の展開による恐ろしさを感じつつもディープインパクトのレース内容の凄さに舌をまく思いだった。 最後のリードこそ、クビ差という差であったものの、スローペースを後方から行き、ペースの上がる最終コーナーを外から まくり、さらに外に振られながらも強い2頭を交わすというのは、実は恐るべき強さの証明であった。
また、このレースを振り返って武騎手は、意識的にキツイ競馬を教えるという事をレースの中でやっていたという 事を言っている。これは、今だけではなくもっと後々を見据えた名手の教育だったのだと思う。

着順馬番馬名性齢騎手時計3F
110ディープインパクト牡3武豊2.02.234.1
21アドマイヤジャパン牡3横山典弘34.6
37マイネルレコルト 牡3後藤浩輝 1 1/4馬身34.9
44ダイワキングコン牡3北村宏司1/2馬身35.2
52ブレーヴハート牡3柴田善臣1 1/4馬身34.8
69エイシンサリヴァン牡3吉田豊1 3/4馬身34.6
78ニシノドコマデモ牡3田中勝春34.9
85ニューヨークカフェ牡3武幸四郎34.9
93レットバトラー牡3福永祐一1 3/4馬身35.6
106マチカネオーラ牡3蛯名正義1/2馬身35.4

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