| ■ デジタル一眼レフカメラが競馬撮影(レースもの撮影)に向いている点 |
| |
| ○オートフォーカスが素早い・・・ |
競馬撮影は常に動く競走馬を撮影するという事でほとんどの場合オートフォーカスによるピント合わせで撮影する事になります。よってそのオートフォーカスによるピント合わせの速さは非常に重要なポイントとなります。この点において
デジタル一眼レフカメラは、コンパクトデジタルカメラに比べ圧倒的に素早くピント合わせをする事ができます。これはデジタル一眼レフカメラは自動ピント合わせ(AF:オートフォーカス) に位相差検知式というのを採用していて、ピントがどのくらい、どの方向にずれているかを検知できるものらしく、コンパクトデジタルカメラの多くで採用されているコントラスト検出式よりも数段高速でAFできるという理由からきているようです。
また、EOS20DにはAIサーボAFというモードがあり、ファインダーの中心で捉えている被写体を追従し半押ししている間ピント合わせを行い続ける機能を備えるものがありレース撮影で効果を発揮します。
|
| |
| ○望遠レンズへ交換できる・・・ |
一眼レフカメラの大きな魅力の一つにレンズ交換する事により様々な写真を撮る事ができるというのがあります。
例えば山の風景を撮りたい場合はEF17-40mmのような画角(目で言えば視野:見える範囲の事)の広い広角レンズを使用したりします。
つまり、比較的遠い場所を疾走していく競走馬を撮影するには、遠くの物を近くに引き寄せて大きく写す望遠レンズが必要になります。
望遠レンズの中にもいろんなレンズがあり、200mmとか300mmとか書いてあるのが焦点距離といってこれが長い程、遠くの物を大きく引き寄せる
事のできるレンズという事になります。ちなみに私の持っているEOS 20Dのようなカメラは撮像素子の大きさにより、レンズの焦点距離×1.6倍
した画角になる物もあります。こういったカメラに例えば300mmの焦点距離を持つレンズを装着して得られる画像は35mm換算(一般的なフィルムカメラで撮影したとして)で480mmとなったりします。
私の経験からレースの撮影には300mmクラスのレンズは必須だと考えています。ダートコースをスタンドから撮影するようなケースになると300mmでも足りなく感じる事もあります。
パドックも撮影する場合などには70-300mmのようなズームレンズが便利です。
|
| |
| ○シャッター速度優先モード・・・ |
撮影モードにシャッター速度優先モードを備えるのは別にデジタル一眼レフカメラに限った事ではないのですが、このモードは
シャッター速度をユーザーが任意に設定する事で絞り値をカメラが適正露出となるように自動で設定してくれるモードで、
競馬撮影においては便利な機能となります。例えば、走っている馬の一瞬をピタッと止まったような写真を撮りたい場合は高速シャッターを
設定しておけばいいし、馬のスピード感を出すために競走馬の脚さばきをブレのようにして迫力ある絵に仕上げるにはスローシャッターを設定しておく等の
使い方が出来ます。
|
| |
| ○その他にも・・・ |
その他にも連射性能が高い機種もあり、流し撮りで効果を発揮するものや適度な重さが手ぶれを防ぐという点も重要な要素かなと思います。
以前は非常に高価であったデジタル一眼レフカメラも近年では10万を切るような普及機種も発売されています。より手に入れやすくなってきているので、興味のある
方には是非挑戦してみて欲しいかなと思ったりします。
|